● ポイエーシス叢書
ハーバマスと公共圏
クレイグ・キャルホーン/山本啓 未来社 348頁 3,500円 1999年9月 4624932412 
初期ハーバマスの代表作『公共性の構造転換』英語版出版を記念して、1989年に開催されたシンポジウムを土台に、1992年に刊行された論文集のなかから主要な論文を収録する。「公共圏」概念の徹底討議。
【目次】
序 論 ハーバマスと公共圏
第1部 哲学的モデル
(実践的な討議―道徳と政治の関係/公共空間のモデル―ハンナ・アレント、自由主義の伝統、ユルゲン・ハーバマス/公共圏―モデルと境界/公共圏の再考―既存の民主主義の批判のために ほか)
第2部 公共の場におけるコミュニケーション
(メディアと公共圏/公衆としての大衆と主体としての大衆/テクスト性、媒介、公共の討議
結論 ハーバマスとの対話) |
● 法と正義のディスクルス
ハーバーマス京都講演集
ユルゲン・ハーバマス/河上倫逸 未来社 164頁 1,800円 1999年6月 4624011473 
待望久しいハーバーマスの新刊。四度にわたる来日の折に、京都を中心に各地で行った講演を収録する。ポスト冷戦、グローバリゼーション、そして次なる世紀へと歩み出す世界において、近代国家は民主制の未来像を描くことができるのか?コミュニケイション的行為を基盤としつつ、現代国家と社会の包括的な理論構築を試みるハーバーマスが、法・正義・民主制を軸に、世界市民社会のヴィジョンを力強く語る。
【目次】
第1章 異文化間の相互理解―東洋と西洋
第2章 歴史意識とポスト・伝統的アイデンティティ―ドイツ連邦共和国の西欧志向
第3章 西欧工業社会における社会国家的妥協のモデル
第4章 惨禍から何を学ぶのか―短き20世紀を顧みて
第5章 公共的な理性使用による宥和―ジョン・ロールズ『政治的リベラリズム』の批判的検討
第6章 民主政の三つの規範モデル―協議政治の概念について |
● ハーバーマスと現代
藤原保信 新評論 298頁 3,500円 1987年10月 4794840276 
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● 法制化とコミュニケイション的行為
ハーバーマス・シンポジウム
河上倫逸 /マンフレート・フーブリヒト 未来社 294頁 2,000円 1987年9月 462401085X 
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● 現代思想
公共圏の発見
青土社 262頁 1,238円 2002年5月 4791710908 
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● メディアと公共圏のポリティクス
花田達朗 東京大学出版会 222頁? 4,000円 1999年 11月 4130501453 
本書は公共圏概念を中心化して、その概念構成に検討を加えつつ、その概念の有効性と限界について、またその継承と発展について論じたものである。公共圏をひとつの社会空間と定義し、公共圏論と空間論を交差させることによって、公共圏の規範と実態を、公共圏の可能態と現実態をそれぞれにその二重性において捉え、公共圏を空間の運動および空間の生産という視角から探求し、また、公共圏概念を中心化しつつ、〈パブリックなるもの〉をめぐる議論の素材を広く求め、メディアやコミュニケーションや情報、歴史や法や教育、市場や都市やアソシエーション、EU統合やメディア倫理や放送政策、などに関わらせて論じている。
【目次】
1 公共圏概念の揺らぎとシフト
(公共圏とマスメディアのアムビヴァレンツ―ハーバーマスにおける非決定論/公共圏のポリティクスへ)
2 可能態としての公共圏
(都市・公共圏・メディアのトリプレクス―可能態の歴史/情報化時代における公共空間の可能性―三元性の視角)
3 メディア空間の国際次元
(欧州統合にみるメディア空間政策と空間矛盾/情報メディアの国際化と教育の多元性)
4 メディア制度のクリティーク
(メディア制度の閉塞と倫理の召喚/複製の復讐と“パブリックなるもの”の行方―デジタル放送環境における葛藤) |
● Sekaishisoseminar
インターネット空間の社会学
情報ネットワーク社会と公共圏
吉田純 世界思想社 218頁 1,900円 2000年7月 479070825X 
インターネット空間において「電子民主主義」は成立するか?情報ネットワーク社会の布置状況を踏まえ、ハーバーマスの公共圏概念を援用しつつ、新たな規範形成/意志形成の可能性を探る。
【目次】
序 論 情報ネットワーク社会への視点
第1章 情報ネットワーク社会の形成
第2章 「仮想社会」と「現実社会」
第3章 インターネット空間への社会学的視座―モダン・アプローチとポストモダン・アプローチ
第4章 情報ネットワーク社会における討議と民主主義
第5章 情報ネットワーク社会における公共圏―ハーバーマス理論の応用に向けての試論
付 論 ハーバーマスにおける公共圏論の形成と展開 |
● 公共圏の社会学
デジタル・ネットワーキングによる公共圏構築へ向けて
干川剛史 法律文化社 175頁 2,500円 2001年4月 4589024934 
本書は、著者が「情報化の進展の中でいかに公共圏の構築が可能であるのか」という問題設定に基づいて行ってきた、ここ10年間の研究成果をまとめたものである。
【目次】
第1章 公共圏再考
(ハーバーマスにおける公共圏論の展開/複合的情報社会と公共圏)
第2章 メディア論としての公共圏論からデジタル・ネットワーキング論としての公共圏論に向けて
(メディア論としての公共圏論/「世界NPO革命」と「IT革命」の進展に伴うデジタル・ネットワーキングを視野に入れた公共圏論の再構築に向けて)
第3章 公共圏の情報流通・実践活動基盤としてのデジタル・ネットワーキングの展開
(グローバルなデジタル・ネットワーキングの展開/日本におけるデジタル・ネットワーキングの展開の契機としての阪神・淡路大震災における情報ボランティアの活動/デジタル・コミュニティの2つの側面:親密性志向と公共性志向)
第4章 デジタル・ネットワーキングによる公共圏の再構築に向けての課題―災害救援デジタル・ネットワーキングを手がかりとして
(阪神・淡路大震災から伊豆諸島火山活動災害までの災害救援デジタル・ネットワーキングの展開/災害救援デジタル・ネットワーキングの展開に見る公共圏の構造/デジタル・ネットワーキングによる公共圏構築に向けての課題) |
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● Sekaishisoseminar
ハーバーマスの社会理論
豊泉周治 世界思想社 258頁 2,300円 2000年1月 4790707962 
ハーバーマスの社会理論を「集光レンズ」として近代の混迷を照らし出し、時代の思想的課題に迫る。21世紀に臨む批判理論の新たな挑戦を読み解く試み。
【目次】
序章 ハーバーマスの社会理論を読む―三つの視点
第1章 テクノクラシーと批判理論のアポリア
第2章 労働社会と福祉国家―「危機」の位相
第3章 生産パラダイムからコミュニケーション・パラダイムへ―フーコー、ルーマン、ポストモダン
第4章 内的植民地化と新たな抗争ライン
第5章 政治文化と公共性―「新しい社会運動」の政治学
第6章 社会主義とラディカル・デモクラシー
終章 ハーバーマスと現代日本の病理
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● ハーバーマスとアメリカ・フランクフルト学派
マーティン・ジェー /竹内真澄 青木書店 343頁 5,500円 1997年10月 4250970345 
アメリカ批判理論第2世代の今日的到達点、日本の読者のために集成された最先端の論文集。
【目次】
第1章 多文化的普遍主義―啓蒙のテーマについての変奏曲
第2章 市民社会と社会理論
第3章 民主主義とコミュニケーション倫理学
第4章 批判理論を批判する―ハーバーマスとジェンダーの場合
第5章 一般化された他者と具体的な他者―コールバーグ‐ギリガン論争と道徳理論
第6章 民主主義的エートスの回復
第7章 マルクーゼかハーバーマスか―テクノロジーについての二つの批判
第8章 トラシュマコスの亡霊
第9章 遂行的矛盾をめぐる論争―ハーバーマス対ポスト構造主義者たち |
● ポイエーシス叢書
啓蒙のイロニー
ハーバーマスをめぐる論争史
矢代梓 未来社 234頁 2,600円 1997年7月 4624932382 
戦後ドイツの思想を今日にいたるまで主導してきたハーバーマスの思想の軌跡を追いながらルーマンとの社会システム論争やポパー、アルバートとの実証主義論争、ガーダマーとの解釈学論争、ポスト・モダン論争、歴史家論争など多様な問題における思想的格闘を「論争」という観点からとらえ直す。ハーバーマスの思想を通じてドイツ的思想の本質とその射程を包括的に論じた力作。
【目次】
1 ハーバーマスをめぐる論争史
(廃墟のなかのベルリン/『公共性の構造転換』刊行まで/実証主義論争と第十五回ドイツ社会学会/解釈学論争とその周辺/ハーバーマスとドイツの急進的学生運動 ほか)
2 戦後ドイツ思想クロニクル |
● コミュニケーションと社会システム
パーソンズ・ハーバーマス・ルーマン
佐藤勉 恒星社厚生閣 434頁 6,000円 1997年3月 4769908377 
【目次】
序 論 パーソンズとハーバーマスからルーマンへ
第1部 パーソンズ研究の現状と課題(「パーソンズ・ルネサンス」の進展/誰がパーソンズを読むのか ほか)
第2部 現代社会学に対するハーバーマスの挑戦(ハーバーマスとシステム理論/コミュニケーション行為理論の基本的構成 ほか)
第3部 ルーマン理論の現在(社会秩序はいかにして可能か?/社会システムの形成における自己準拠の問題 ほか)
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● ハーバーマスとリオタール
理解の臨界
マンフレート・フランク/岩崎稔 三元社 158頁? 1,845円 1990年12月 4883030032 品切れ・重版未定 
「近代」に対極的な立場をとるハーバーマスとリオタール。この2人の対話を思想的に再構成し、《合意》と《不合意》をめぐる議論の展開を通じて、「近代」の評価を問う。ドイツ思想VSフランス思想。「近代」をめぐる仮想対話。
【目次】
第1章 ポストモダンの条件?
第2章 抗争と被害/第3章 文の制度と言説のジャンル
第4章 論拠の構造と解釈学的適用
第5章 矛盾関係と反対関係
第6章 遂行的矛盾としての『文の抗争』 |
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