●【ポイエーシス叢書51】 最新刊
メタフラシス
ヘルダーリンの演劇 ■ フィリップ・ラクー=ラバルト著/高橋透・吉田はるみ訳 未來社 四六判上製 155頁 1800円 2003.10.8 462493251X
ドイツ近代最大の詩人ヘルダーリンが、狂気の淵に沈む前夜の数年のあいだに取り組んだのは、演劇、とりわけギリシア悲劇・ソフォクレス(『オイディプス』『アンティゴネー』)の読解とドイツ語訳の作業であった。晦渋さのきわだつ問題提起的なその翻訳(「メタフラシス」とは古典ギリシャ語で「翻訳」の意)の仏語訳を手がけた哲学者ラクー=ラバルトが、ヘルダーリンの〈演劇〉を論じる。精緻な哲学的読解によって、演劇の可能性を再審に付すと同時に、〈悲劇〉を通じて〈近代〉とは何かを問い直す。
最近刊行されたばかりの『近代人の模倣』(みすず書房)『ハイデガー――詩の政治』(藤原書店)などにつらなる重要書。
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近代人の模倣
フィリップ・ラクー・ラバルト /大西雅一郎
みすず書房
449頁
2003年9月
6,000円
4622070596
ディドロ、ヘルダーリン、ニーチェ、ハイデッガー―「古代ギリシアの模倣」を思考した近代人の詳細な読解をつうじて、ヨーロッパ的知の起源を脱構築する。
【目次】
ディドロ/ヘルダーリン/ニーチェ/ハイデッガー/最後の哲学者/二人への語りかけ
○みすず書房の解説がある |
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経験としての詩
ツェラン・ヘルダーリン・ハイデガー
フィリップ・ラクー=ラバルト著/谷口博史訳
未來社
四六
290頁
2,900円
1997年
4624932366
アウシュヴィッツ以後詩作することは可能か―戦後ヨーロッパの代表的詩人ツェランの後期詩篇から複数の声を聴きとる哲学的エッセイ。
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虚構の音楽
ワーグナーのフィギュール
フィリップ・ラクー=ラバルト著/谷口博史訳
未來社
四六
294頁
3,300円
1996年
4624932323
ワーグナーに魅了されつつも抵抗したボードレール、マラルメ、ハイデガー、アドルノの言説から、ナチズムにも通じる全体芸術作品を脱構築する。 |
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ナチ神話
フィリップ・ラクー・ラバルト、ジャン・リュック・ナンシー /守中高明訳
松籟社
98頁
2002年7月
1,700円
4879842206
極右諸勢力の活動と扇動、「歴史修正主義」の現象、原理主義やナショナリズムや純粋主義の台頭…切迫した状況の真っただ中に身を置く2人の哲学者がいかにしてナチ・イデオロギーが形成され得たかを省察する。 |
● ポストモダン叢書
芸術家の肖像、一般
フィリップ・ラクー・ラバルト /白井健三郎・守中高明訳
朝日出版社
150頁
1988年12月
1,800円
4255880182
品切れ |
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