HUMANITIES BOOKS
人文系新刊情報サイト
| TOP | 新刊・新刊予定書籍データ | テーマ別ブック特集! | 人文 News WeB | 法蔵館書店ベスト人文に関する総合情報人文書全出版社データ |
特集:イスラム世界を確認する本
(中近東・アフガニスタン)
 余りにも凄まじい今回のアメリカに対するテロ攻撃を目前に、世界の枠組みが変化して仕舞うかも知れないと囁かれる中、再びアメリカとイスラム、日本とイスラムの関係を確認し直すことが大切なのかも知れません。
※ 実は最近発行された中近東・アフガン関係の本は少ないのです。ここでは、なるべく新しく発行された本を中心に掲載しました。

2002.8.30 更新

 この特集を企画した9.11事件直後の段階では、過去一年以内に発行されたイスラム関係の本は大変少ないものでした。ところが、事件後、雨後のタケノコのように大量のテロやイスラム関係の本が発行され、あっという間に当特集に入り切らないようになってしまいました。この短時間で話題の本を発行できるという現象はちょっと前まで無理だったことで、出版界では大むね見過ごさざるおえなかったものです。その為、時事的なテーマ(話題)の本は雑誌で対応するというのが常道だったのですね。
 ですが、今回これほど大きなテーマが現れたのを幸いに、現在の出版界のもつ凄まじい出版力が見えたように感じます。この発行力に反比例するように、瞬間的に発行された本は大量の返品を発生させる元にもなり、また、書店にとっては陳列場所(棚、平台等)の確保という販売的な側面でも問題を抱える元になりそうです。
 デジタル本というスペースを取らない本の発行の存在と返品の増加という長年のテーマ(課題)を念頭に置く時、9.11事件の発生後の書籍発行の仕方の行方が見えてきそうな印象を抱かせる出来事だったように思えます。  N.T



米国同時テロとアフガニスタン・タリバン TOPに戻る

タリバン拘束日記
 アフガン潜入から拘束、解放までの26日間
柳田大元著 青峰社 四六判 318頁 1400円 2002.9 4434023721
 タリバンに捕まった日本人、ヤナギダダイゲン。あの男はいったいなにを見てきたのか。アフガン潜入から拘束、解放まで、沈黙を破りいま語りはじめる。爆撃の空の下に、こんな人間模様があった−。

プレイブックス
 アメリカ合衆国  大統領と戦争
平野次郎  青春出版社 新書 204頁 667円  2002年5月 4413040198
 その時、「世界最高権力者」はいかなる決断を下したか。戦争を通して読み解くアメリカという仕組み。
【目次】
第1章 大統領の決断(2001年9月11日のジョージ・ブッシュ/世論の動きと大統領の決断 ほか)
第2章 大統領の権限(大統領の資格とは何か/組閣人事を読み解く ほか)
第3章 大統領の肖像(建国の精神とジョージ・ワシントン/ルーズベルトのアメリカ)
第4章 大統領と戦争(独立戦争から米西戦争まで/第一次世界大戦からベトナム戦争まで)

いま、なぜ「戦争」なのか?
 謎解き世界同時多発紛争宮田律著 新潮社 四六判 271頁 1,300円 2002.8 410455801X 
 アフガニスタンからパレスチナ、カシミールへ、世界各地の戦火は、一つの環になって繋がっている。民族・宗教問題に加えて、国際紛争連鎖のメカニズムを明らかにする新たなキーワードとして、資源争奪戦、麻薬、武器密輸、軍産複合体、諜報機関の秘密工作が急浮上してきた。9・11後、混迷し続ける国際情勢の謎を解く。

サダム・フセインとアメリカの戦争
ローリー・ミルロイ著/早良哲夫訳 講談社 四六判 390頁 2,800円 2002.9 4062114453 
 アメリカのイラク攻撃の根拠を示す。

アフガン戦略とアメリカの野望
柴田レポート
 柴田三雄  双葉社 277頁 1,500円  2002年3月 4575293385 

 アメリカの狙いは軍事基地建設にあった!未公開最新兵器写真多数掲載。報道されなかったアフガン戦争の実像を徹底解明し、アメリカの隠された野望に迫る。
【目次】
第1章 太平洋上に現れた最強特殊部隊
第2章 唐突に始まった空爆の謎
第3章 パキスタン情報部のタリバン
第4章 傷だらけのデルタフォース
第5章 双子都市、マザリシャリフとカブール
第6章 明らかになったアメリカの野望

講談社+α新書
憎まれるアメリカの正義
イスラム原理主義の闘い 小山茂樹 /立花亨 講談社 新書 214頁 740円 2002年3月 406272121X 
対テロ戦争に圧勝かのように見えるアメリカに、なぜか世界の反感は強い。なかでもイスラム原理主義勢力からの 憎しみには根深いものがある。その真因と今後を探る。
【目次】
正義に潜む傲慢/アフガニスタンをめぐる政治力学/「文明の衝突」とイスラム/中東のイスラム過激派/何が米 国への怒りをもたらすのか/「反テロ戦争」と米国/「世界新秩序」と「21世紀の新しい戦争」
 

アメリカの正義病・イスラムの原理病
一神教の病理を読み解く 岸田秀 /小滝透 春秋社1 262頁 1,700円 2002年3月 439334117 
衝撃的な航空機テロは、なぜ起こったのか。それは単なる“テロ”なのか、より根源的な“文明衝突”なのか。 イスラム世界と欧米との軋轢の歴史をたどりながら、原理主義テロ、パレスチナ戦争、アメリカの野望など、世 界を揺さぶり続けている事件の深層を“精神分析”し、さらにその根源にある“一神教の病理”を抉り出す、エ キサイティングな対談。
【目次】
序 同時多発テロ事件をめぐって(特攻隊+東京大空襲?/怨念の強さ ほか)
第1章 イスラム対西欧の深 層(イスラム誕生/イスラムはどこが違うか ほか)
第2章 文明の衝突の未来(アメリカの「正義病」/ 「正義」の膨張 ほか)
第3章 一神教という病理(本能の代替としての宗教/奴隷の宗教 ほか)
 

岩波ブックレット
暴力の連鎖を超えて  同時テロ,報復戦争,そして私たち
加藤周一、井上ひさし、樋口陽一、水島朝穂ほか 岩波書店 A5判並製 64頁 480円 2002年2月20日 ISBN4000092618  
 米国の経済・軍事中枢に対する大規模テロからアフガン報復戦争へ−.21世紀開幕の年は,暴力と憎悪と流血に彩 られた.これらの事態を,私たちはどう捉えたらいいのか.この年の秋,約30人の研究者,評論家,作家らが発足させた「憲法再生フォーラム」が,この問いに真正面 から答えるシンポジウムを開催した.熱気溢れる発言の記録.
平凡社新書127
 
アフガン25年戦争 遠藤義雄著 平凡社 新書判 200頁 720円 2002.2 ISBN4582851274

テロリスト  真実のビン・ラーディン
アダム・ロビンソン 著/久保儀明訳 青土社 四六判 449 頁 2200 円 2002/2/20 ISBN4791759478 

 全世界を震撼させた9・11同時多発テロ___。その首謀者オサマ・ビン・ラーディンの生い立ちから攻撃指令 まで偽らざる実像に、親族などの証言から肉薄する。グローバル化社会のテロリストの思想と行動を多角的に分析 し、戦争の本質を鋭く抉る。
「イスラム過激派」をどう見るか
宮田律 岩波書店 B6判上製 205頁  1,700円 2002年2月5日 ISBN4000221159 

岩波新書 新赤版 766
「対テロ戦争」とイスラム世界
板垣雄三編
岩波書店
新書判  228頁 780円
2002年1月18日
ISBN400430766X
大量 殺戮兵器を持った狂信者たち
 ニューテロリズムの衝撃
ウォルター・ラカー著/帆足 真理子訳
朝日新聞社
四六判 310頁 1900円 2002年1月23日
2577118
アジアは同時テロ・戦争をどう見たか
重冨真一編
明石書店
A5判並製 107頁 1000円
1月22日発売
なぜ、イスラームと衝突するのか
この戦争をしてはならなかった
内藤正典 明石書店
四六判/上製 208頁 1800円
2月6日  

アフガン暗黒回廊  アメリカ「軍産複合地下帝国」の陰謀
浜田和幸著 講談社 四六判 249頁 1600円  2002年1月21日 4062111373  
超弩級スクープ!ブッシュ家とビンラディン家の汚れた関係。ビンラディン捜査の中 止命令を出した大統領、辞表をたたきつけたFBI副長官の死、世界貿易センタービ ルで焼失したFBI極秘資料、石油争奪戦争の背後にうごめく政府高官の影、日本か らの復興資金2兆円をのみ込む闇…。世界15ヵ国に取材した「禁忌を破る衝撃 作」。
【目次】
序章 アフガニスタン・パイプライン計画の闇
第1章 テロを演出したアメリカ
第2章 世界貿易センタービルの秘密
第3章 アフガン戦争の「果実」
第4章  ブッシュ家とビンラディン家の「密約」
第5章 収奪される日本
終章 日本人の DNA情報を買いあさる会社

本とコンピュータ叢書
9月11日・メディアが試された日
TV・新聞・インターネット 外岡秀俊 /枝川公一  大日本印刷/トランスアート 173頁 1,700円  2001年12月   4887521596
9月11日、アメリカでの同時多発テロ事件以来、マスメディアとインターネットは何を発信し、どんな論 議を行ったか。ジャーナリズムの役割をめぐる座談会、書き下ろし論考のほか、日米を中心とするメディア の動向をまとめる。また、インターネットで発信された公的な声明や個人の言葉を再録する。 【目次】
座談会・メディアが試された日
第1部 速報性の功罪―テレビ(つくられたナショナリズム―映像が拡大 し、言葉が方向づけたもの/動向・そのときテレビは ほか)
第2部 テキスト対映像―新聞(活字メデ ィアの復権―今こそ新聞に必要なこと/動向・そのとき新聞は ほか)
第3部 オルタナティヴの力―イ ンターネット(メディアをつくる責任―サイトという名の交差点に立つ/動向・そのときインターネットは  ほか)
第4部 語られたことば―9・11事件をめぐる発言(語られたことば2001・9/13〜1 0/15/知識人たちの重い警告―9・11テロをめぐって ほか) 

ビンラディンとアルカイダ
極秘資料が暴くイスラム過激派の実像
 ロラン・ジャカール /前沢敬  双葉社 349頁 1,600円 2001年12月  4575293318 

 本書は、極端な宗教解釈から生まれた「アッラーの狂信者たち」という、この新しいテロの動機を明らかにし、理解する。
【目次】
ABC兵器の脅威
ジハードの出入り口ペシャワール
良家の青年
リヤドからペシャワールへ
スーダンへの亡命
タリバーンのなかで
武装イスラム集団
反アメリカ十字軍
目標オサマ・ビンラディン
オサマ・ビンラディン対アラブ諸国
アルカイダ
アジアへの情熱
ビンラディン組織の無数の人たち
ジハードの新しい兵器
麻薬とテロリズム
亡命につぐ亡命

イスラムvs.アメリカ
「終わりなき戦い」の秘予言 プレイブックス 五島勉 青春出版社  新書 195頁 850円 2002年1月 4413018516  
民間旅客機ハイジャックによる同時多発テロ。アメリカのアフガン報復。炭疽菌の恐怖…。戦争の世紀であった二〇世紀が幕を閉じ、 希望の二一世紀が始まったと誰もが思った矢先、世界は衝撃の出来事を目の当たりにした。いま見直されるノストラダムスの予言の真 相と、その驚くべき的中。今回の悲劇を見通していた慧眼(けいがん)は、これから先の、さらなる世界波乱をわれわれに警告してい る。そんなノストラダムスの恐怖を超え、人類が取りうる唯一の“選択肢”とは何か。渾身の追究の成果 がここにある。
【目次】
プロローグ テロ戦争後の世界/
1章 「ニューヨークの複数の摩天楼へ」「空からテロの大王」が…―それは三〇年も前にひとりの 英国女性に見通されていた
2章 「二つの大きな岩が長い間戦うだろう」そして…―イスラムvs.アメリカ深まる怨念と報復の果 てに
3章 暗示されていた細菌テロ「複数の手紙の中の邪悪なもの」…―くり返される小さな恐怖が“広大なローマ”をじわじわ荒 廃させる、の真意
4章 愚かな戦いをやめない人類に残された道とは―繁栄する文明の終焉そして、そこから始まるもの
5章  「“無”の中から次のものが生まれる」そのためにも…―浮かび上がる釈迦「未来経」の最終シナリオ 人類の明日に、ひとすじの光 明を求めて

非聖戦
CIAに育てられた反ソ連ゲリラはいかにしてアメリカに牙をむいたか
ジョン・K.クーリー/平山健太郎
 筑摩書房
 395頁 2,400円
 2001年12月
 4480863354
 
本書は、冷戦の末期、ソ連をアフガニスタン介入という「わなに誘い込む」アメリカの工 作が、イスラム主義勢力へのテコ入れという形で既に始まっていたこと、ソ連の脅威ばか りでなくイスラム革命以後のイランの動向にも懸念を深めていたサウジアラビアが、アメ リカ、パキスタンともどもアフガニスタンのゲリラ勢力やアラブ義勇兵の徴募や財政支援 に深入りしてゆく過程、ビンラディン財閥のそこへのかかわりなどを詳しく解明してい る。…中央アジア系のソ連軍兵士たちが、CIAの印刷したコーランを読んでいたなど、 興味深いエピソードが盛り込まれている。
【目次】
同時多発テロの背景
決断の谷間
サダト大統領
ハク大統領
〓小平
亡霊たち
巨大 資金
死の麻薬戦争
ロシアの苦
広がる感染
フィリピンへの浸透
アメリカの攻撃
何をすべきか(2001年11月)
アメリカvs.イスラム
宿命の永久戦争の世紀
講談社編
 講談社
 139頁 1,600円
 2001年12月
 4062110652
アメリカで封印された衝撃写真と豪華執筆陣による「テロと戦争」全角度分析。
【目次】
中東政策で失敗を重ね米国は色あせた
アメリカは新しい世界秩序を構築できるか
新し い二一世紀型戦争が始まった
世界のリーダーアメリカはなぜ憎まれるのか
テロ対策に 失敗したアメリカの軍事戦略
イスラムの宣戦布告―アメリカの中枢が攻撃された!
終 わりなき報復戦争
最貧国アフガニスタンとタリバンの実態
ビンラディンの金と力と素 顔
アフガニスタンの新政権構想と周辺諸国の利害
イスラム世界と日本―友好の歴史と 日本の役割
地上戦のカギを握る特殊部隊の威力と作戦の標的
英特殊部隊元隊員が明か すアフガン最前線
テロリストの毒物と生物科学兵器
世界も日本も経済恐慌に突入する
ニューヨークから涙と憤激と不安の日々をレポート
あの悲劇の日、そしてアメリカの 未来
 


岩波ブックレット
現代のテロリズム
首藤信彦  岩波書店  A5判並製 64頁  440円  2001年12月13日  ISBN4000092561
米国の同時多発テロ,そしてバイオテロではないかと言われている炭そ菌事件…。なぜ,世界でテロが起こるようになったのか。テロリズムは過去から現在へと、どのように形を変えてきているのか.テロをなくすにはどうしたらいいのか。専門の危機管理と紛争解決の立場から、現状と展望をわかりやすく語る。
〜ちょっと、息抜き〜
タイムリーな小説が出たので紹介。
角川文庫
 
カシミールから来た暗殺者
ヴィクラム・A・チャンドラ著/伏見威蕃訳
角川書店
文庫判 382頁 762円
2002年1月25日
4042897010
 インド人ジャーナリストによる衝撃のデビュー作! ムジャヒディンに訓練されたアフガンの暗殺者が、 大統領暗殺の刺客として放たれた! 宗教と政治と戦争の嵐に巻き込まれる男たちの姿を描いた、出色の諜報小説。インド版「ジ ャッカルの日」(小説)
ビンラディン
アメリカに宣戦布告した男
ヨセフ・ボダンスキー著/鈴木主税訳 毎日新聞社 2000円 11/15

朝日選書
正体
オサマ・ビンラディンの半生と聖戦
保坂修司著  朝日新聞社  四六判  240頁  1000円  2001年12月7日  2597917
聖戦前夜彼はここまで語っていた!希代のテロリストが残していた証言の数々を中東問題の専門家が丹念に拾い集めて分析。これまで伝えられることがなかった人物像とテロリストを生み続けるアラブ世界のメカニズムを解説する。
月刊 クレスコ 12月号(no.9) 
特集=テロ根絶と日本国憲法
クレスコ編集委員会・全日本教職員組合(全教)編 大月書店 B5 50頁 476円 4272792091 11.27
【特集】「平和と暴力を教室で考える」竹内常一/「テロ根絶・戦争阻止と日本国憲法」◆「池田小事件と学校の安全」満田育子(読売新聞大阪本社記者)/「安全管理と地域に開かれた学校づくり」他◆学校5日制と地域  学童クラブ・子ども会・スポーツクラブ・学習塾他◆〈子どもとつくる教育実践〉 他

日文新書
オサマ・ビンラディン
野望と実像 ミハエル・ポーリー/ハリド・デュラン 日本文芸社 205頁  743円 2001年11月  4537250828
イスラムの最新潮流を解くカギがここにある!米国同時多発テロの首謀者とみられるオサ マ・ビンラディンとは何者なのか?イスラム、テロ研究の第一人者が、これまで明かされな かったビンランディンの実像と、イスラム急進派の実体、軍事攻撃後の展開を分析する。
【目次】
序文 新しいテロ、新しい戦争の時代(研究者の予測を超えた衝撃のテロ災害/なぜ世界貿 易センターが標的となったのか ほか)
第1章 ジハド―オサマ・ビンラディンの戦いの 原点(テロリストが叫ぶジハド、その本来の意味/イスラム教徒が立ち上がったジハドの歴 史 ほか)
第2章 オサマ・ビンラディンとは何者か?(イスラム運動やテロとは無縁だ った青年時代/一九八〇年からはじまったイスラミストとしての活動 ほか)
第3章 自 殺コマンドの実態とテロ対策の盲点(自殺コマンドの代名詞、アラムート村の伝統/シカリ オス(刺客)にみる自殺テロの心理学 ほか)
第4章 タリバン攻撃後の展望(タリバン 掃討後の湾岸新秩序/アメリカ中枢に浸透しつつあるイスラミスト ほか)

オサマ・ビンラディン
エレ−ン・ランド−、松本利秋・大野悟 竹書房 B6 199頁 980円 2001.11 4812408180
 
なぜオサマ・ビンラディンはサウジの大富豪の地位をなげうって、国際的なテロリストになったのか。なぜビンラディンはイスラム原理主義者たちの英雄といわれ、ジハードを命じるのか。ビンラディンはアフガニスタンでどうやってソ連に勝利したのか。テロリスと金融、株式、ハイテク、合法的な企業をつなぐ国際ネットワークとは―今、もっとも注目の男を追跡した書。
第1章 戦いはこれからだ!
第2章 大富豪の息子からイスラム過激派に
第3章 アフガニスタンへ進め
第4章 帰ってきた英雄
第5章 新たなる前線へ
第6章 広がる戦場
第7章 アフガニスタンへの帰還
第8章 戦争の激化
第9章 予感される大問題

小学館文庫
ビンラディンの論理
中田考 小学館 文庫 222頁 476円 4094025561 2001.12.6 
これが先進国の“正義”を蹴散らすビンラーディンの“正義”だ!
 自身がイスラム教徒である学者がイスラム原理主義の源流をたどる画期的な書。イスラム教の価値観、世界観を理解することで、テロリズムの源流が明らかにされる。ジハードとは? タリバンとは? 彼らの思想と行為に正当性はあるのか? 筆者は、クーデター等、イスラム教国内におけるジハードの正当性は認めると結論する。現在のイスラム教国家は、イスラム法にのっとった国家ではないからである。先進諸国の論理を蹴散らすビンラディンの論理とは?

中公新書ラクレ
ポスト・タリバン
遠藤義雄/藤原和彦/柴田和重著 中央公論新社 新書判 184頁 680円 12/20刊
 
「テロリスト」がアメリカを憎む理由
芝生瑞和 毎日新聞社 1334円 11/5
 
小学館文庫
「新しい戦争」と日本の貢献
舛添要一 小学館  文庫 220頁 476円 4094025766 12.6 
世界の枠組みが変わった! 日本が国際社会で生き残る方法とは何か
 無責任大国、日本はどうなる、どうする? 崩壊か、衰退か、果たして9.11以後の全世界の行く末は? 中東情勢に精通 する国際政治経済学者、舛添要一が21世紀のバランス・オブ・パワーを読み解く、渾身の緊急書き下ろしリポート。もともとは長い間中東政治を得意分野とし、そのうえ議員特有の、国会や政府のインサイダーからの情報で鋭く読み解く切り口は、他の追随を許さない。「日本」を憂える日本人こそ必読の一冊! ●文庫書き下ろし

文春新書
目撃アメリカ崩壊
青木富貴子 文藝春秋  新書 194頁  680円 2001年11月  416660225X
不安に満ちた21世紀の扉を無理やりこじ開けたような同時多発テロ。あの朝からアメリカは、アメリカ人 は、どのように変わったのだろうか。ハイジャックされた航空機が突入した世界貿易センタービルから数百 メートルのところに住んでいる青木冨貴子は、事件直後、現場めがけて飛ぶように走った。そこで、そして それから見た光景、嗅いだ匂い、聞いた音、記憶の残るひとびとの声、表情。テレビの画像では絶対に分か らない感動的な記録がここにある。
【目次】
第1章 9月11日(火曜日)・朝9時3分
第2章 9月11日午後・これはもう戦争状態
第3章 9 月11日夜・現場近くは“核の冬”
第4章 9月12日(水曜日)・グラウンドゼロ取材
第5章 9月 13日(木曜日)・市内は爆弾予告でいっぱい
第6章 9月14日(金曜日)・初めて解放区へ
第7章  9月15日(土曜日)・行方不明の人びとのポスター
第8章 9月16日(日曜日)・再びグラウンド ゼロへ
第9章 9月17日(月曜日)・ウオール街の再開
第10章 9月18日(火曜日)・あれから 一週間
 

世界を揺るがす
イスラムネットワーク
佐々木良昭  ダイナミックセラーズ出版  222頁  1,200円 2001年11月  4884932897

ジャンボ旅客機による自爆テロで世界経済の心臓部が攻撃された。自由経済のシンボルは瓦解しペンタゴンまでも炎上した。世界の火薬庫、中東の紛争は凄惨な同時多発テロの発生となり世界中を震憾させた。アメリカは何故狙われたのか?この次何が起るのか?イスラム世界の実情にせまる。
【目次】
第1章 テロ・ネットワークの誕生
  (「ウンマ」の再興/ケニア、タンザニア米大使館爆破事件 ほか)
第2章 中東・北アフリカ経済ネットワーク
  (経済ネットワークと中東和平/カサブランカ会議 ほか)
第3章 サッダーム・フセイン三度目の挑戦
  (悪化するインテファーダ/シャロン人気 ほか)
第4章 パレスチナの蜂起
  (日本赤軍の役割とパレスチナ/キャンプデービッドの失敗 ほか)
第5章 中東を理解するためのキーワード
  (アラブ軍事情勢のイスラム的背景/イスラム教徒は戦争で、異教徒の助けを借りてはいけないのか ほか)



講談社+α新書
イスラムのテロリスト
黒井文太郎著 講談社 小B6判 198頁 880円  ISBN406272102
  「タリバン」戦争の謎
「タリバン戦争」特別 取材班  祥伝社 A5 1,000円  4396410190
9.11
ノーム・チョムスキー 山崎淳訳 文芸春秋 160頁  四六判並製 1238円 416358210X


河出文庫 な81
(新版)

マスードの戦い
長倉洋海
河出書房新社
文庫 275頁
640円
ISBN4309406475 11.20
マスード
愛しの大地アフガン
長倉洋海 河出書房新社  A4変 111頁 2,800円 4309265189 11.29 
  インタビュー オサマ・ビン・ラディン
ファブリツィオ・ファルコーニ/アントネッロ・セッテ著/辻谷 真一郎/京藤好男訳 ダイヤモンド社 46 144頁 1000円 4478941955


 
ワンテーマ21
 
アメリカとパレスチナ問題
高橋和夫 角川書店 B6版 245頁 571円 4047040673 12月10日
小学館文庫
憎しみの大地
落合信彦 小学館  文庫 220頁 476円 2001年 12月   4094052321

2001年9月11日、世界を震撼とさせた「米同時多発テロ」とは何だったのか―その正体を知る ためには、イスラム社会と西欧社会の間に潜む深い亀裂から目を背けてはならない。1990年10 月、国際ジャーナリスト・落合信彦が東エルサレムで見たものは、まさしく両者を隔てる「3000 年の怨念」にほかならなかった。銃弾が飛び交う市街戦の渦中の現場取材から要人取材まで、「アラ ブの大義」に肉薄、「湾岸戦争」にいたる軌跡を描いた衝撃の問題作、待望の文庫化。
【目次】
第1章 東エルサレム―憎悪渦巻く街
第2章 クウェート侵攻―誰のため、何のため
第3章 ア ラブの大義―列強の蹂躙と民衆の怒り
第4章 イスラエル―ホロコーストの記憶
第5章 PLO ―迷走する民族自決集団
第6章 日本―他人の血、他人の戦争
 


ビンラディン対アメリカ報復の連鎖
角間隆著 小学館 文庫 224頁 476円 ISBN4094036962
 
 
原理主義とは何か
西谷修  河出書房新社 241頁 2,718円 4309241875 1996年12月


イスラム世界とつきあう法 増補版
四戸潤弥 東洋経済新報社 241頁  1,500円  4492222146  2001年 11月
敵対か共存か、イスラム原理主義を読み解く。
【目次】 第1部 イスラム原理主義を読み解く(イスラム原理主義とは/イスラム原理主義を歴史的に捉える/イスラム原理主義はどこに 向かうか)/
第2部 イスラム社会を読み解く―戦争・外交からビジネス・日常生活まで(なぜフセインは敗戦の責任を追及され ないのか―聖戦(ジハード)と和平をめぐる謎を読み解く/なぜ聖職者ホメイニが一国を代表していたのか―最高指導者の法的地 位をめぐる謎を読み解く/なぜ捕虜や人質が取引されるのか―イスラム教徒の敵と味方をめぐる謎を読み解く/なぜ企業はボイコ ットにおびえてきたのか―政治と経済の連関をめぐる謎を読み解く/なぜ野村は株売買で損失補償責任を問われたのか―投資行為 をめぐる謎を読み解く/なぜ株券は合法で債権は違法なのか―有価証券をめぐる謎を読み解く/なぜ保健業務が認められないのか ―利子と貯蓄をめぐる謎を読み解く/なぜイスラム金融機関が急成長しているのか―利子を恐れるイスラム教徒の謎を読み解く/ なぜ殉教者の借金は棒引きされるのか―負債と相続をめぐる謎を読み解く/なぜ『悪魔の詩』の著者は死刑を宣告されたのか―反 イスラム行為をめぐる謎を読み解く/なぜブット女史は指導者としてふさわしくないか―女性の地位 をめぐる謎を読み解く/なぜ 夫は一人の妻を三回離縁できるのか―結婚と離婚をめぐる謎を読み解く/なぜ愛はイスラム教を越えられないのか―異教徒との結 婚をめぐる謎を読み解く/なぜエイズ患者が弾劾されるのか―基本的人権をめぐる謎を読み解く/なぜ土葬するのに臓器移植に寛 大なのか―死生観をめぐる謎を読み解く/なぜ「目には目を、歯には歯を…」なのか―刑罰思想をめぐる謎を読み解く/なぜ断食 期間中に食料の消費量が増えるのか―宗教儀礼をめぐる謎を読み解く/なぜ日本人はアラブ人と親友になれないと感じるのか―異 教徒とのつきあい方をめぐる謎を読み解く/なぜイスラム教徒は日本で肉を買えないのか―肉のタブーをめぐる謎を読み解く)


 
イスラム原理主義がすべてわかる本
100の疑問に答える
小滝透 講談社 217頁 1,500円  4062110784 2001年11月

 
ユダヤ・キリスト教vsイスラム
監獄の一神教が世界犯罪を行なってきた!
太田竜  三交社 253頁 2001年11月 1,600円  4879195812


なぜイスラムはアメリカを憎むのか
内藤陽介 ダイヤモンド社 四六判 214頁 1400円 4478920354 
なぜNYが狙われたのか! パレスチナ問題を語った決定版
冷戦終結後のアラブ、イスラエル、そしてアメリカの構図の現状を捉えた最新版解説書。新聞やニュースだけではわからないパレスチナ問題の真相に迫る!

イスラムはなぜアメリカを憎むのか
悲劇の連鎖を断ち切るために
ロバート・ヴァン・ド・ヴァイア /山本光伸 光文社 四六判ソフトカバー  208頁 1,000円 4334961177 2001年11月 
いまこそ和平への道を考えるときだ
武力でテロを根絶し得ないことは、歴史が証明している。いまこそ必要なことは、我々が平和へのジハードを戦う草の根の戦士になることだ。時間はかかるが、幸いなことに、これは勝利できる戦いだ。イギリス国民への知的ご意見番、ケンブリッジ大学元講師が、イスラム社会とキリスト教世界の対立、交流、調和の歴史を検証し、いま政治的・宗教的になにができるかを提言する。


イスラムvsアメリカ
「これから」を読み解く5つの視点
田中宇 青春出版社 238頁  950円  4413033035 2001年11月
本書は、2001年9月11日の米同時多発テロの背景にある、イスラム世界の激動をまとめた緊急出版。「誰が、何のために、 どうやって、テロや戦争を起こすのか」といった新聞ニュースからは伝わってこない国際情勢の真の動きが見えてくる、著者の本 領が発揮された一冊である。
【目次】
第1章 イスラム過激派を育ててしまったアメリカ
第2章 米国の「アフガン制裁」がもたらすもの
第3章 「ユダヤVSイ スラム」、つくられた対立の図式
第4章 「難民国家」パレスチナのゆくえ
第5章 「聖戦」が刻んできた歴史

イスラム原理主義
神は恐ろしい教えを下したのか 岡倉徹志  明石書店 四六判 縦組 上製 240頁 1500円 2001.11 475031496X
米同時多発テロ、そして米英のアフガン空爆へと歴史的な悲劇が繰り返されようとしている。テロの首謀者とされるウサマ・ビン・ラディン、その人物像、行動原理とは一体何か? 過激なテロ組織を生み出し、危険、不寛容など負のイメージで語られる「イスラム原理主義」の本質をイスラムの教え、歴史的背景などから浮き彫りにし「誤解」と「衝突」の原因と構造を解明する。
目次
第1章 世界を震憾させたアメリカ中枢部同時爆破テロ事件
 1 「文明の衝突」が始まったのか
 2 ウサマ・ビン・ラディンとは何者か
 3 ウサマ・ビン・ラディンの目的
 4 アル・カーイダ
第2章 イスラムとは何か
 1 イスラム教はいつ、どこで誕生したか
 2 預言者ムハンマド
 3 政教一致のイスラム共同体
 4 イスラムの教義と経典
 5 聖戦(ジハード)
 6 シーアとスンニ
 7 原理主義を準備したもの
第3章 イスラム原理主義
 1 ムスリム同胞団
 2 現代原理主義が生まれた背景
 3 現代世界のイスラム原理主義運動
    エジプト・パレスチナ・アルジェリア・サウジアラビア・パキスタン・イラン・フィリピン・アフガニスタン
おわりに 報復でテロの悪循環を断ち、国際テロ組織を根絶できるのか
あとがき 
付録 イスラム歴史年表・イスラム用語解説・参考文献


 
イスラム原理主義  新装版
ディリップ・ヒロ/奥田暁子  三一書房
387頁 2,500円  2001年 10月 4380012174 

 イスラム原理主義に関する英国の世界的名著(原題 HOLLY WARS,The rise of Islamic Fundamentalism)を、長らく品切れのところ「新装版」として緊急出版! 原理主義の思想運動の起こりから各国状況までを歴史的に解明し、タリバン政権を予見した本。聖戦とはなにかを克明に辿る
よくわかるイスラム原理主義のしくみ
テロと新しい戦争の深みを読み解く
飯塚正人 中経出版
199頁 1,300円
4806115436
2001年 11月


「見えない戦争」完全図解
イスラム世界と中東を読む
恵谷治  ベストセラーズ 126頁 1,300円  4584165343   2001年11月 
 イスラム関連本を何冊も買い込まなくても、これ一冊で、事件の背景からイスラム世界の歴史と現在、さらに、「見えない戦争」の全貌が読み解ける図解決定版。オリジナルのカラー・グラフィックス50点を収録し、イスラム音痴から研究者まで、見るだけでわかる資料的価値の高 【構成】■「見えない戦争」の実態■イスラム社会の基礎知識■イスラム圏の多様な民族■イスラム現代史の紛争■パレスチナ問題と日本■イスラム回帰と原理主義者■オサマ・ビンラディンという男■「見えない戦争」の行方■資料/9月11日の米中枢同時テロに関する英国政府報


中公新書 
イスラム過激原理主義  なぜテロに走るのか
藤原和彦著 中央公論新社 新書判 272頁 760円 2001年10月25日 4121016122
 ふじわらかずひこイスラム過激派が話題になるのは戦争やテロの際に限られているため、彼らは無謀な狂信者集団だと思われている。しかし現実には、彼らは独自の革命思想のもとに組織化され、各々の論理と目的のため冷静に手段を選択している。スポンサーとなっている国家さえある。敬虔な若者たちが、暴力的な原理主義運動に身を投じるのはなぜか。その誕生から世界を震撼させる現在まで、イスラム原理主義の思想と歴史を解明する。
*


光文社新書
 タリバン
田中宇(さいか) 光文社 新書 680円  2001年10月17日(水) 433403103X 
アメリカ、ビンラディン、タリバン──“運命の三角関係”を読み解く、渾身の現地取材。 アフガニスタンでの現地取材を元に、タリバン、オサマ・ビンラディン、アメリカの抜き差しならなくなった「三角関係」を描き出す。イスラム原理主義とは何か、なぜ彼らがテロに走るのか、タリバンとはどういう政権なのか。グローバリゼーションという名のアメリカ一局支配が終焉した後、われわれを待ち受けるのはどういう時代なのか。東西文明が衝突する地・アフガニスタンで起こることは、歴史の終わりであり始まりであった。


タリバン (イスラム原理主義の戦士たち)
ラシッド、アハメド著/坂井定雄・伊藤力司訳  講談社 B6 417頁 2800円  4062102552 2000年10月

第1部 タリバン、突然の登場
 (アフガニスタンの聖なる戦士たち:カンダハル1994年::タリバンの誕生:ヘラート1995年::歴史都市での戦い:カブール1996年―信仰者の司令官 ほか)
第2部 イスラムとタリバン
 (挑戦するイスラム::タリバンの新スタイル原理主義:秘密社会::タリバンの政治、軍事組織:消えた性::女性、子どもたち、そしてタリバンの文化:麻薬とタリバンの経済 ほか)



人文書トップページへ戻る

Copyright (C) 2000 WebSHOP. All rights reserved.