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2. 中近東/イスラム関係の本 

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2004年2月9日 UP


中近東(イスラム)  

パレスチナの子供たち 豊田直巳  第三書館 64頁  2,100円   2003年3月  4807403044 
イスラムのことがマンガで3時間でマスターできる本 ハッジ・スズキ 明日香出版社 A5並製 218頁 1575円 2002.12.2 4756906028
アラブ炎上
 アメリカ・イラク戦争の難路 小滝透著 春秋社 四六判並製 228頁 1680円 439334118X

アジア理解講座 2
 キーワードで読むイスラーム
 歴史と現在佐藤次高 山川出版社 208頁 2003年10月 1890円 4634474204 


シリーズ世界と日本21
よくわかるパレスチナ問題
暴力に未来はない 浜林正夫 /野口宏  学習の友社 110頁 1,000円  2002年11月  4761712198

【目次】
パレスチナは今/ディアスポラ(離散):ユダヤ人が国土を失うまで/ユダヤ人差別の根拠と迫害の歴史/シオニズム:ユダヤ人の「民族郷土」をつくる運動のはじまり/バルフォア宣言/国連の分割決議/中東戦争と絶えざる軍事衝突/PLO(パレスチナ解放機構)の前進/「キャンプ・デービッド合意」/インティフィーダからパレスチナ国家樹立へ/オスロ合意/和平への歩み/シャロン内閣の登場/アメリカのテロ撲滅戦争とパレスチナ問題/日本政府の態度/パレスチナ問題解決の鍵

国際情勢ベーシックシリーズ3
中東ニュースを現代史から理解する 第3版
 立山良司〔ほか〕著 自由国民社 四六判 405頁 2730円 2002.8 4426130026
 マスコミに常に話題を提供している中東だが、よくわからない地域だとの声も多い。冷戦後の中東地域に主眼をおき、新聞・TVニュース報道を理解するための基礎知識を、研究者が専門的かつやさしく解説。98年刊に次ぐ第3版。
  岩波新書 新赤版 796
 イラクとアメリカ
酒井啓子 岩波書店 新書判並製 224頁 735円 2002年8月20日 4004307961 
 湾岸戦争の敗北とその後の封じ込めを経て,いまなお独裁をつづけるサダム・フセイン.事あるごとにイラク陰謀論をとなえ,政権転覆の機会をうかがうアメリカ.その狭間で翻弄されるイラク民衆は,どう生きてきたのか.現代イラクの軌跡をたどりながら,超大国アメリカが中東世界に作り出した矛盾の数々をえがきだす.

イスラーム世界の都市空間
 陣内秀信 /新井勇治  法政大学出版局 572頁?, 7,980円  2002年 10月  4588786059 

 その有機的な構造と見落とされてきた人間的な秩序、魅力あふれる生活空間の存在を明らかにする。
【目次】
1 総論―都市空間の読み方(都市の空間構造/宗教施設と都市のコンテクスト/商業施設と都市構成/住宅と住宅地/イスラーム世界の都市空間の特質)/2 各論―多様な都市の生活空間(シリア―オアシスに持続する世界最古の都市文明/チュニジア―地中海性と融合した北アフリカのイスラーム地域/モロッコ―西端に花開いたイスラームの都市文化/トルコ―民族性と多様な都市空間/イラン―東西交渉の結節点/中国西域―ウイグル族の住まい)

中東
大変貌の序曲 脇祐三  日本経済新聞社 323頁 2,100円  2002年11月 4532350204  

この20年の間に起きていた変化のうねりが、巨大な奔流となって世界を揺さぶる!経済の視点から中東情勢を追い続けてきたベテラン国際記者が、いま最も熱い地域の実情をつぶさに描く、新しい中東論の決定版。
【目次】
序章 9月11日にまじわった「矛盾の連鎖」/第1章 「若齢化」の衝撃/第2章 改革促すグローバル化の波/第3章 「情報」が変える社会/第4章 和平と衝突の裏で/第5章 部族政治のサバイバル/第6章 変わる石油の地政学―中国も主役に/第7章 戦略なき日本―投資が最大の課題に

イスラームとモダニティ
 現代イランの諸相 中西久枝  風媒社 268頁 2,625円  2002年10月 4833140365

 イスラーム社会と「民主主義」、「人権」、「フェミニズム」そして「市民社会」との関係をどう捉えるか―。9.11同時多発テロ以後のイランを取りまく国際情勢を踏まえ、西欧と葛藤するイスラーム社会の変容に迫る。
【目次】
第1章 イスラームと植民地主義―アフガーニのパン・イスラミズムの思想と反帝国主義闘争/第2章 冷戦下のイラン―イラン・ナショナリズムと米国の国益/第3章 イスラームと民主主義―イランの統治構造と民主化/第4章 イスラームと市民社会―イランのガバナンスと市民社会/第5章 イスラームと「文明間の対話」―ハータミ政権のデタント外交/第6章 イスラームと人権―ムハンマド・タキィ・ジャアファリ師のイスラーム的人権論/第7章 イスラームとフェミニズム―革命後イランの女性の社会進出/第8章 イスラームとヴェール―再考/終章 立憲革命、白色革命、イラン・イスラーム革命―三つの革命、あるいはひとつの革命

イスラムの宗教思想
ガザーリーとその周辺 中村広治郎  岩波書店 A5判 348頁?  8,190円  2002年10月 4000221256

 イスラム史上最大の聖法学者、神学者、神秘思想家ガザーリー。その波瀾と起伏に富んだ生涯が語る、イスラム宗教思想の原像とは何か。11世紀にイスラムは、西欧の宗教改革にも比すべき転換期を迎える。聖法(シャリーア)と聖なる共同体(ウンマ)を基盤とする古典イスラムの信仰は、政治的動乱と社会変革の波の中で、崩壊に瀕していた。形式化し空洞化した内面の“信”を、いかに甦らせるか。ガザーリーの軌跡は、この課題を一身に体現している。その大きな振幅と多面的な相貌は、イスラム宗教史の主要な潮流の発した源が、ここにあることを示していた。正統派神学者か、神秘思想家か、それとも哲学者か、いずれに力点を置いてその肖像を捉えるかは、描く者それぞれに具わるイスラム宗教史の遠近法を映し出す。最高の聖法学者としての地位をなげうった10年におよぶ思索と修行の旅の意味、そして哲学への内在的批判の過程を丹念に追い、イスラムを理解する上で逸することのできない宗教思想史の座標原点を描き出す。
【目次】
第1章 シャリーアとガザーリー(イスラム共同体の思想/シャリーアと救済/ガザーリーの法学観/ガザーリーの政治思想)/第2章 スーフィズムとガザーリー(スーフィーとしてのガザーリー/マッキーとガザーリーの修行論/ガザーリーの宇宙論/ガザーリーの来世観)/第3章 ガザーリーの神学思想と哲学(イスラムの正統信条/コーランの被造性/ガザーリーの偶因論/イブン=シーナーの創造論/ガザーリーの哲学批判/ガザーリーと論理学/神の予定と正義)/終章 神学と哲学の間(ガザーリーとアシュアリー派神学/ガザーリーは哲学者か?

岩波現代文庫
イスラエル ありのままの姿
栗谷川福子 岩波書店 A6並製  320頁 1,050円 2002年4月16日 4006030584
 著者はヘブライ語音声生理学の専門家である.大学や製薬会社での研究生活の後,聖書の世界にひかれイスラエルに留学した.本書は神に選ばれながら故郷を喪失し離散を余儀なくされた民,天と地のはざまに生きるイスラエルの人々の姿を読みやすい筆致で描き,異文化理解と交流

イスラーム教徒の言い分
ハッジ・アハマド・鈴木著 めこん 四六判  253頁 1890円 2002.9 4839601542 
 2001年9月の同時多発テロ以降イスラームへの偏見が世界中に広まった。イスラーム及びイスラーム教徒に対するあなたの理解は正しいか? イスラームの正しい姿を知ってもらうべく、イスラーム教徒の著者が記した入門書。


子どもたちと話す イスラームってなに?
タハール・ベン・ジェルーン著/藤田真利子訳 望月索編集 現代企画室 B6判  142頁 1260円 2002.9 4773802081 
 「パパ、イスラーム教徒は悪い人なんでしょ?」 2001年9月の米国のテロ事件。子ども達は、テロリストはアラブ人でイスラーム教徒だと聞き不安になっている。子ども達と一緒に、正しく「イスラーム」について理解しよう

文化的脱植民地化
 国際政治のコロニアルな構造をめぐって マフデイ・エルマンジュラ /仲正昌樹  御茶の水書房 198頁  2,520円 2002年8月 4275019342 
 湾岸戦争後の「中東和平」プロセスの中で成立した「オスロ」合意は、パレスティナ問題を解決することなく、ユダヤ・キリスト教世界とイスラムの間の対立を更に激化させつつある。パレスティナにおける虐殺は、「文明戦争」という形で設定された「ハンチントンの罠」の一つの帰結なのか?『第一次文明戦争』の著者エルマンジュラが、非同盟諸国運動の歴史を振り返りながら、現在進行中のポスト・コロニアリズム情況の中での、第三世界の「文化的脱植民地化」への突破口を模索する。
【目次】
テクノロジーと情報の発展に対する社会・文化的な環境の影響/喪に服する文化/アブデラヒム・ブアビードと協力の芸術/『クリエ・アンフォルマティーク』紙との対話/私たちの能力が私たちを見捨てる時:外への流出、内での流出/西洋が植民地化のウィルスを再度放出する/情報について/戦争の論理:一つの文化の「論理」?/平和!どんな平和?/人口と移住/文化的多様性:未来における生き残りのカギ/ポスト・コロニアリズム/二〇二〇年におけるモロッコ/文化としての対話:イスラムの場合/モロッコの独立から三大陸会議まで

講談社学術文庫
 イスラム入門ハミルトン・A・R・ギブ 著/加賀谷寛訳 講談社 文庫判 310頁 1,208円  2002年7月10日 4061595571   
 欧米で評価の高いはじめてのイスラム読みやすい大文字版
「他者」との交流が活発になり、あらゆる境界が消失する現代社会において、異文化としてのイスラムを理解する重要性はいよいよ高まっている。彼らはいかなる歴史を持ち、どのような理想を抱いているのか。中近東研究の泰斗が、西欧的偏見や護教的立場を離れ、1つの宗教思想・経験の自発的表現としてのイスラムを平易な言葉で解き明かした歴史的名著。

目次
第1章 イスラムの拡大
第2章 マホメット

第3章 『コーラン』
第4章 『コーラン』における教理と儀礼
第5章 マホメットの「ハーディス」
第6章 イスラム法(シャリーア)
第7章 正統派と分派
第8章 スーフィズム
第9章 スーフィー諸教団
第10章 現代世界のイスラム

最新誰にでもわかる中東 小山茂樹 時事通信社  400頁 2,053円  2002年7月 4788702614  

欧米型民主主義文明とイスラム的世界観の対立に和解はあるのか。中東問題理解の定本の全面改訂版。
【目次】
1 領域・自然・風土/2 民族と宗教/3 波瀾と興亡の歴史/4 中東紛争の諸要因/5 現代の中東紛争/6 湾岸戦争後の中東―イスラム原理主義の台頭/7 同時多発テロとアフガニスタンの行方

集英社新書
クルド人もうひとつの中東問題 川上洋一  集英社 新書 203頁 693円  2002年7月  408720149X 

 祖国なき最大の民といわれるクルド人。居住地域はクルディスタンと呼ばれ、おもにトルコ、イラン、イラクにまたがり、面積はフランス一国にも匹敵する。さらにその人口は二五〇〇万人とも推定され、パレスチナ人約八〇〇万を大きくしのぐ。クルドの名は、古代シュメールにまで遡り、かのイスラムの英雄サラディンもクルド人であった。十九世紀末以降、自治、独立を求める戦いを激しく繰り返すが、常に居住国の中央政府、西欧列強、近隣諸国の利害に翻弄されつづけ、分断されてきた。九一年の湾岸戦争後、クルドはようやく日本でも報道されるようになるが、問題の大きさに比べて、その認識はまだまだ低い。本書は、パレスチナとならぶ中東地域における大きな火種のひとつ、クルド問題に光をあてるものである。
【目次】
クルドの地を訪れて/トルコ、オジャランの武装闘争/イラクの「クルド地域政府」/クルド人とは/クルド前史/第一次大戦が終わって/新生トルコとパーレビ王朝/バルザニ兄弟の抵抗―イラク/幻のマハーバード共和国―イラン/ホメイニ革命とクルド―イラン/バルザニとタラバニの反目と抗争/イラ・イラ戦争はじまる/PKK、トルコ政府と対決/トルコでの弾圧/国際関係のはざまで/“祖国”建設への展望

スーダン
もうひとつの「テロ支援国家」 富田正史  第三書館 304頁 2,625円  2002年8月 4807402064  

アフリカ最大の国スーダンはイスラム原理主義が指導理念となり、ビンラーディンも滞在したことでアメリカの対テロ戦争の標的となった。今、その国で、何が起ころうとしているのか。
【目次】
1章 一九九〇年代のスーダン内戦/2章 イスラム原理主義/3章 国内避難民/4章 アメリカの関与/5章 石油開発/6章 「奴隷」問題/7章 今後は?

  ビンラディンのイスラム教とユダヤ教、キリスト教
神辺四郎 宝島社 261頁 893円 2002年6月10日 4796627626  
なぜ「中近東」は「紛争の地」なのか? 日本人にはわかりにくい宗教紛争の理由 Q&Aで知る世界の常識。
目次 まえがきに代えて
第1章「疑問」を解く鍵は『旧約聖書』にあった!
・同じ「聖書」といっても『旧約聖書』は本当はキリスト教の正典なんかじゃない?
・日本人にとっては800万人もいる神が、西洋人にとってはたった一人だけって本当?
・西洋人がみな生まれながらに背負っている「原罪」って、一体どういう“罪”?
・スタインベックの名作『エデンの東』の原典も『旧約聖書』にある、って本当?
・21世紀になってもなぜ『旧約聖書』の「エルサレム」が 紛争の地であるつづける?
 …ほか
第2章『新約聖書』がわかれば、世界が見えてくる!
・『新約聖書』はユダヤ教未公認の、キリスト教だけにしか通用しない「聖書」?
・「福音書」の内容はほとんど同じなのに、わざわざ四種類も作ったのは、なぜ?
・「ハルマゲドン」って、どういう意味? また凶数「666」が示す人物の名は誰?
・イスラエルとパレスチナ人が「エルサレム」をめぐって争うのは、単なる領土問題?
・日本には早くから宣教師が訪れていたのに、キリスト教が定着しなかったのは、なぜ?
 …ほか

現代イスラムの潮流と原理主義の行方
 宮田律著者 集英社 四六判  286頁 1785円 2002.6.5 4087812618 

講談社+α新書
大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」
池上彰著 講談社 新書判 238頁  840円 2002年4月20日 4062721279

東洋叢書10
 
イスラム世界論
 
トリックスターとしての神 加藤博 東京大学出版会  四六判 227頁 2,730円 2002.4中旬  4130130404
 多様で変幻自在なイスラム世界をどのように理解するか.イスラムの政治・法・経済・イデオロギーの基本概念を歴史的にとらえなおし,「超越者としてのアッラー」をキーワードに一見不可解な言説を生みだすそのトリックを見破る.ヨーロッパ中心史観を超え,さらにイスラム世

角川選書
 文化論としてのイスラーム
  山内昌之 角川書店 四六判 218頁 1470円 2002年2月  4047033324 
 イスラーム史に外交はあるのか、日本人のイスラーム認識は―。好戦的なイメージと先入観で誤解されることの多いイスラームを、ナショナリズム、民族問題、民主主義、IT、ターリバンなどをテーマに、歪みのない視点でミクロかつマクロに捉え直す。13億人の民をもつイスラームの文明と歴史の理解を深め、21世紀の文明間の対話の本質を伝える格好の書。
【目次】
1 文明論としてのイスラーム(イスラームに外交はあるのか/ターリバンの仏跡破壊―イスラームと偶像崇拝の禁止によせて/サイバー・アクティヴィズムの脅威と「IT罪」/アラブ系オスマン紳士の義理と人情/アルメニア問題の悲劇性 ほか)/2 反テロリズムから新秩序の形成へ/3 歴史の危機(でないもの、一度もなかったもの、決してないであろうもの/スキピオと川路聖謨―二一世紀の新しい外交とは/君府考/歴史家と文学者―『納得しなかった男』余滴/二〇世紀開幕を告げた日露戦争―吉野作造と明石元二郎の見方 ほか)

岩波新書
イスラム教入門 中村広治郎  岩波書店 新書 224頁 819円 1998年1月  4004305381 
 誕生から近現代の潮流まで歴史的展開を押さえたイスラム教入門書。
【目次】
イスラム世界と日本/イスラム教の歴史/イスラム教の信仰/イスラム教の実践/イスラム教の分派/イスラム教の神秘主義/イスラム教の近代



日本人のためのイスラム原論
小室直樹著  集英社  四六判 447頁 1680円  2002.3.264797670568  
イスラーム世界事典
編集代表;片倉もとこ編集代表 編集委員:加賀谷寛・後藤明・内藤正典・中村光男 明石書店  A5判上製 473頁 3045円 2002年3月下旬  
イスラーム最前線
 記者が見た中東、革命のゆくえ
田原拓治 河出書房新社  四六判  259頁 1,955円 2002.3.21 4-309-24260-X  

私はアメリカのイスラム教徒
アスマ・グル・ハサン著/池田智監訳/越智敏之、横田由起子、内田均訳 明石書店  四六判上製 324頁 2,,520円 2002年3月1日 4750315400 
アメリカで600万人以上といわれるイスラム教徒に向けられる偏見と差別 の眼差し。その嵐のなかをフェミニストとしてタフに生き抜く25歳のムスリム女性が語る、新世代のアメリカン・イスラミック・ライフ。
【目次】
序 アメリカのイスラム教徒の夢
1 ミステイクン・アイデンティティ
2 アメリカのイスラム教徒
3 イエスとジハード
4 ファラカーンの選択―好戦か、それとも穏健か
5 一般化と固定観念―イスラム教徒とアメリカのメディア
6 アメリカの女性イスラム教徒―二つの世界の狭間で
7 アメリカに生まれて―新しいイスラム世界の創造
8 イスラム 教とアメリカの政治―内部からの団結
9 音を立てる性―それからベーコン
10 アメリカのイスラム教の行末
参考文献
訳者あとがき

岩波イスラーム辞典
大塚和夫,小杉泰,小松久男, 東長靖,羽田正,山内昌之編集委員 岩波書店 四六判上製函入 1247頁 7,875円 2002年2月20日 ISBN4-00-080201-1 
 世界人口の約4分の1を占めるムスリム(イスラーム教徒).イスラームについての正確な知識なくしては,現代世界を理解することは不可能である.われわれが身近にイスラームに接する機会も,今後ますます増えていくであろう.知られざる隣人「イスラーム」の全貌を,コンパクトな1冊に凝縮した本書は,現代を生きるために必携の書である.

新イスラム事典
日本イスラム協会編 平凡社 B6判 657頁 2002.3  ISBN4582126332  
定評ある『イスラム事典』を20年ぶりに全面 的に見直しパワーアップした待望の新版。イスラムの教義・歴史・文化・政治・経済・社会・生活などを根本的に理解するために最適のハンディ事典。

文春新書
イスラームの世界地図
21世紀研究会 文藝春秋 新書 261頁 788円  2002年1月  ISBN 4166602241 
戦争と革命の世紀といわれた二〇世紀が終わったとき、誰しもが、東西対立か らの解放と平和を信じたのではないか。しかし二一世紀は、民族と宗教の衝突 ではじまった。そして、その動乱の中心にいるのが一二億人ともいわれるイス ラーム教徒たちである。イスラーム原理主義者と呼ばれるグループは、何に対 して、なぜ戦うのか。彼らの教えとは、論理とはどのようなものなのか。ま た、すべてがそこにさかのぼるパレスティナ問題とは何なのか―激動する二一 世紀の新秩序の行方を、イスラームの世界地図のなかに探ってみた。
【目次】
第1章 イスラームの論理と心理
第2章 アッラーの教え
第3章 すべて はパレスティナ問題からはじまった
第4章 湾岸戦争への
第5章 イス ラーム紛争の世界地図
第6章 民族と宗教の衝突
第7章 ハーレム・タブ ー・犠牲祭
第8章 ベールの下の素顔/イスラームの基礎知識 イスラームとは何か? 彼らが目的とするところは何か? 他国には理解しがた いその論理と心理を歴史にさかのぼって解明する!

講談社現代新書
現代アラブの社会思想
終末論とイスラーム主義 
池内恵著 講談社 小B6判 251頁 714円 2002年1月20日 ISBN4-06-149588-7 
 

ちくま学芸文庫
イスラム哲学への扉 オリバー・リーマン /中村広治郎 筑摩書房 文庫 472頁 2002年3月 1575円 448008682X  
 イスラム哲学はプラトン、アリストテレスをはじめとする古代ギリシア哲学の正統な継承者である。キンディーからファーラービー、アヴィセンナ(イブン=シーナー)、アヴェロエス(イブン=ルシュド)に至る長い伝統の中で、何が問題とされ、いかなる議論が行われたのか。ガザーリー、マイモニデスらと対比しつつ、神学と哲学、啓示と理性をめぐる問題系を、対立・補完・綜合といった多様な側面から明らかにし、今後いっそうの理解が不可欠なイスラムの思想的営為の根幹へと読者を誘うユニークな入門書。
【目次】
序 イスラムの展開と哲学/第1部 哲学に対するガザーリーの攻撃(神は世界をいかに創ったか/霊魂の不死性と能動知性/神は個物を知りうるか)/第2部 実践的推論における理性と啓示(宗教の倫理は客観的か主観的か/幸福・哲学・社会/イスラム哲学をいかに読むか)


聖戦の歴史
十字軍遠征から湾岸戦争まで
カレン・ア−ムストロング、塩尻和子、池田美佐子 柏書房 A5  336頁  3,990円  2001.3  ISBN 4760120548

世界情勢を解く鍵になるか、聖地を巡る歴史的真実。ユダヤ教・キリスト教・イスラーム…同じ地に生まれた3 宗教の不幸。そのもつれた歴史と構造をひもとくなかで、互いの対話と理解、平和共存への道を模索する。 第1部 歴史的展開(なぜ聖戦が始まったのか;十字軍の始まり―新たなキリスト精神の希求;今日の紛争―ユダ ヤ人とアラブ人の新しいアイデンティティーの模索) 第2部 聖戦(十字軍とジハード(1096年〜1146年) サダト大統領の死―聖戦と平和) 第3部 十字軍と西洋のアイデンティティー(1300年から現在まで―西洋における新しい十字軍;エピローグ ―3つの見方)
 
新潮文庫
アラブの怨念
布施広 新潮社 新潮文庫 355頁 540円 1337314
「タリバン」は何故、牙を剥いたのか。「イスラム」が孕んでいた怨嗟の渦。最新情報加筆、緊急文庫化!
湾岸戦争後、中東は暫し「和平の時代」へと移行する。だがその陰で、新たな憎しみが蠢いていた。大地に沁み込んでいた「修羅の妄執」──。経済悪化の道を落ちて行くパレスチナ、戦禍の中、耐久生活を強いられるイラク、極寒の山岳に留められたクルド、そして空爆に晒されるアフガニスタン。変貌するアラブの現況とイスラム世界の抱える闇を、元カイロ駐在のワシントン特派員が解き明かす。
 

平凡社選書
イスラームと民主主義 ファーティマ・メルニーシー /私市正年 平凡社 338頁 2,940円 2000年11月 4582842100

 イスラームと西欧との共存は可能か?!イスラームの復興は、西欧にとって本当に「脅威」なのか?圧倒的な軍事力と資本で武装した西欧民主主義とは、イスラームにとって「恐怖」でしかないのか?「文明の衝突」論を超えて、イスラームと西欧を架橋する共通の価値を大胆に追求する。
【目次】
序 湾岸戦争―怖れとその境界/第1部 切断された近代性(見知らぬ西欧への怖れ―未知なるものには不思議な魅力がある/イマームへの怖れ―服従と個の思想/民主主義への怖れ―危機と浪費/国連憲章―外交官の秘密の愛人/コーラン―希望の1400年間)/第2部 神聖なる概念と世俗的苦悩(思想の自由への怖れ―多元性と慈悲/個人主義への怖れ―暴君/過去への怖れ―ベールに隠された女神たち/現在への怖れ―神聖なる暦と協定世界時/女性たちの歌―自由を目指して)/結び シームルグは私たちのこと!

イスラム紛争の深層 宮田律  時事通信社 232頁  1,890円 1998年5月  4788798085


 世界のイスラム紛争はなぜ起きるのか!?パレスチナ、ボスニア、チェチェン、アフガニスタンなど冷戦後も世界各地で多発するイスラム紛争の原因を、その教義、社会、文化、歴史から説き起こし、欧米社会との共存を示した労作。
【目次】
第1章 イスラムとは何か―その宗教・社会・文化/第2章 イスラムと異教文明/第3章 ヨーロッパ近代とイスラム/第4章 イスラムと民族紛争・対立/第5章 西側諸国の対イスラム政策/第6章 イスラムと国際政治

現代中東情報探索ガイド
現代中東の調査・研究を志す方々へ! 長場紘  慶応義塾大学出版会 143頁  2,310円  2001年1月 4766408357 
現代中東をテーマに、分野別の実践的な設問とその詳細な解答を通じて、百科事典、地名辞典、ダイレクトリー、文献目録といったレファレンス・ブックの探し方や使い方を習得する。中東関係の主要レファレンス・ブックやホームページ、図書館OPACのアドレス一覧を併録するなど、中東の調査・研究を志す学生や会社人必携の情報探索ガイド。
【目次】
1 レファレンス・ブックとは/2 中東という呼称/3 中東の地理的範囲/4 中東関係の設問と回答(言葉と文字/事物・現象・事件/人物と団体・組織/地理と地名/図書と逐次刊行物)

イスラム原理主義
神は恐ろしい教えを下したのか 岡倉徹志  明石書店 四六判 縦組 上製 240頁 1575円 2001.11 475031496X
米同時多発テロ、そして米英のアフガン空爆へと歴史的な悲劇が繰り返されようとしている。テロの首謀者とされるウサマ・ビン・ラディン、その人物像、行動原理とは一体何か? 過激なテロ組織を生み出し、危険、不寛容など負のイメージで語られる「イスラム原理主義」の本質をイスラムの教え、歴史的背景などから浮き彫りにし「誤解」と「衝突」の原因と構造を解明する。
目次
第1章 世界を震憾させたアメリカ中枢部同時爆破テロ事件
 1 「文明の衝突」が始まったのか
 2 ウサマ・ビン・ラディンとは何者か
 3 ウサマ・ビン・ラディンの目的
 4 アル・カーイダ
第2章 イスラムとは何か
 1 イスラム教はいつ、どこで誕生したか
 2 預言者ムハンマド
 3 政教一致のイスラム共同体
 4 イスラムの教義と経典
 5 聖戦(ジハード)
 6 シーアとスンニ
 7 原理主義を準備したもの
第3章 イスラム原理主義
 1 ムスリム同胞団
 2 現代原理主義が生まれた背景
 3 現代世界のイスラム原理主義運動
    エジプト・パレスチナ・アルジェリア・サウジアラビア・パキスタン・イラン・フィリピン・アフガニスタン
おわりに 報復でテロの悪循環を断ち、国際テロ組織を根絶できるのか
あとがき 
付録 イスラム歴史年表・イスラム用語解説・参考文献

なぜ、イスラームと衝突するのか
この戦争をしてはならなかった 内藤正典  明石書店 四六判 縦組上製 212頁 1,890円 2002.1 4750315273
この戦争はあいまいな証拠から創られたレトリックではないか…アメリカによるアフガン空爆の正当性をあらためて問う。テロ後の世界でいま求められるものはなにか?イスラームへの理解をうながし、対話可能なことばを模索する。
目次
1 誰の犯行か?
2 イスラーム組織の犯行ならば、なぜ?
3 イスラーム世界との戦争ではない?
4 イスラーム世界の声は届かなかった
5 ナショナリズムへの連鎖反応
6 イスラームの何を誤解してきたのか
7 この戦争をしてはならなかった
8 何をしなければならないか

アラブ人とは何か
サニア・ハマディ著/笠原佳雄訳  明石書店 2,625円 四六判縦組上製 278頁 2001.11 4-50314897

欧米諸国の利害に宗教、民族問題が複雑に絡み合い紛争の絶えない中東アラブ世界。争いの原因を探る上で欠かせないアラブ人の価値基準や行動原理とは? アラブで生まれ育った国際的人類学者が、歴史、文化、宗教などの背景を通 し、アラブ人の本質的な特性を明かにしたロングセラー待望邦訳。
【目次】
訳者まえがき アラブ理解の名著
まえがき アラブ人とは何か
プロローグ だれがアラブ人か
1 感情と反応―個人としてのアラブ人
 緊密な相互依存/恥を気にする社会/争いを生む風土・その戦闘性/エモーショナリズム/無限の自制心/尊大と誇張/プライドと柔軟性/もてなしの戒律/愛と憎しみの共存
2 アイデンティティと忠誠心―集団としての政治意識
 個人主義と社会意識/国家意識の発展過程/アラブ社会の階級制度
3 アラブ人の生き方―慣習・宗教・イスラム文化
 伝統と宗教/習慣と宗教の結合/マホメット以前の産物/深刻な人生観/宿命・運命・諦念/禁欲主義/二つの理想像
4 アラブ人の心―異質文化への拒否反応
 言葉と詩/アラブ人の精神生活/近代科学への知的反応
復活する世界の十字路―エビローグ


現代紛争史
山崎雅弘  学研 630円 ISBN4-05-901105-3
平凡社新書 118
 中東百年紛争
 パレスチナと宗教ナショナリズム
森戸幸次著 平凡社 新書判 232頁 2001.12 ISBN4-582-85118-5
同時多発テロの根源である中東紛争の軌跡を追い、その中心であるパレスチナ問題が激化する背景にあるイスラエルや米国の政策、深化する宗教ナショナリズムなどを解き明かす。
 


  学研M文庫
中東戦争全史
山崎雅弘 学習研究社 文庫判 334頁  651円   ISBN:405901074X  2001年9月発行

約束の地パレスチナ―遙かな昔、この地を追われたユダヤ人は自らの生存を賭けてこの地に帰ってきた。一方、パレスチナ人が生きてきたこの地は、戦火が「約束された土地」でもあった。イスラエル建国とアラブ民族主義、複雑に交錯する大国の利害、数次に渡る戦争と繰り返されるテロ…。なぜ彼らは殺し合うのか?中東戦争の歴史と背景を情報たっぷりにわかりやすく解説する。
【目次】
第1章 パレスチナ紛争の起源―ディアスポラからバルフォア宣言まで
第2章 アラブ諸国の独立とホロコースト―アラブ・ユダヤ紛争の恒常化
第3章 第一次中東戦争―ユダヤ人国家イスラエルの建国/
第4章 第二次中東戦争―大国の思惑とアラブ民族主義の台頭
第5章 第三次中東戦争―イスラエルの領土拡張政策
第6章 第四次中東戦争―イスラエル不敗神話の崩壊
第7章 中東戦争と石油危機―米ソ冷戦時代のアラブとイスラエル
第8章 イスラエル軍のレバノン侵攻―PLOとパレスチナ・アラブ人の抵抗
第9章 和平を目指す者と、それを阻む者―2000年・パレスチナ紛争の再燃

有斐閣選書
中東紛争(その百年の相克)
鏡武  有斐閣  四六判 298頁 1,955円  ISBN:4641280495  2001年4月発行 
中東紛争ってなんだ?前シリア大使である著者が実体験をおりまぜながらその全体像に迫る。
【目次】
序 章 中東紛争とは何か
第1章 中東紛争の胎動期
第2章 中東紛争の萌芽期
第3章 戦争期・前期
第4章 戦争期・後期
第5章 和平への模索期
終 章 中東紛争の現状とその将来



 イスラーム世界がよくわかるQ&A100  人々の暮らし・経済・社会
板垣雄三 監修 飯塚正人・山岸智子編  亜紀書房 A5判並製 241頁 2,415円 ISBN4-7505-9810-0  重版 
日本のアパートにもロンドンの街角にもイスラームが現出する。神秘や異国情緒や脅 威ではなく、等身大の視線でとらえたイスラーム入門書。 【目次】 1 世界中に広がるイスラーム―紛争の種をまいているのか/2 法と政治のしくみ ―イスラーム体制は時代錯誤か/3 経済と社会のモノサシ―開発を妨げていないか /4 こころの飛翔、知識の伝統―科学と両立しないのか/5 日常の暮らしぶり、 生きざま―「とてもつきあえそうにない」は本当か/6 悲喜こもごも、しきたりと レジャー―イスラーム世界は神秘的か/7 家族のきずなが強い理由―女性は抑圧さ れているか
 
KAWADE夢ムック文藝別 冊
イスラームとは何か
河出書房新社 A5 224頁 1,200円 4-309-97622-0 12.19
 
神奈川大学評論叢書
イスラム世界の解読
神奈川大学評論編集専門委員会
御茶の水書房
240頁 2,625円
ISBN:4275015991
1995年9月



ワニ文庫
中東とイスラムが本当によくわかる本
ハッジ・スズ ベストセラーズ  文庫 560円 ISBN:4584307369  2001年11月
ビジュアル版
イスラーム歴史物語
後藤明著 講談社 A5判 338頁 2940円  ISBN4-06-209759-1 11月12日
 

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大人の参考書「中東問題」がわかる!
大人の参考書編纂委員会 青春出版社 123頁 893円  ISBN:4413033019 2001年 11月 
本書では、アメリカ同時多発テロの背景にあるさまざまな「中東問題」を、わかりやすく解説。なぜ、こんなことになってしまっ たのかがズバリわかる一冊となった。
【目次】
アメリカ同時多発テロと報復/イスラム原理主義とは何か/タリバン政権の実態/ウサマ・ビンラディンの正体/テロリズムの系 譜/中東の複雑な事情/イスラム教とはどんな宗教か/イスラム教徒の戒律/革命・内戦・紛争の歴史/英・米・旧ソの思惑/イ スラエルをめぐる問題/ユダヤ人の悲劇/中東戦争と先進国/パレスチナ問題の本質とは/PLOの目的と役割/アラブ諸国の石 油戦略/アフガニスタン侵攻の波紋/イラン・イラク戦争の争点/湾岸戦争の大きな火種/聖地エルサレムの皮肉な運命/日本赤 軍とパレスチナの関係


イスラム世界を理解するための必携書
文明の対話

モハンマド・ハタミ著/平野次郎訳
共同通信社  四六判上製 264頁 1890円  2001年5月発売


 イランの現大統領が世界各地をめぐり、イスラム世界の現状、近代文明のもたらした悲劇、伝統と現代化と発展、信仰と現代世界、文化と文明の関係などについて、分かりやすく語った講演集。現代イランとイスラム世界を理解するための必携書。



イスラム世界のこれが常識 改訂版
政治・宗教・民族55の鍵
岡倉徹志  PHP研究所 285頁 1,365円 ISBN:456961911 2001年11月
ジハード(聖戦)とは?インティファーダ(大衆蜂起)とは?衝撃的なアメリカ中枢自爆テロ事件と今後の展開は…。イスラム文化の歴史的背景を探るQ&Aで、最新ニュースがよくわかる。 【目次】
第1章 イスラム世界の信仰がはっきり分かる
第2章 イスラム世界の風習がはっきり分かる
第3章 イスラム世界の歴史がはっきり分かる
第4章 イスラム世界の政治がはっきり分かる
第5章 イスラム世界の原理主義がはっきり分かる



集英社新書
 現代イスラムの潮流
宮田律 集英社 新書判 204頁 693円 2001年6月 ISBN:4087200965

簡単ですが、後半にオハマ・ビン・ラディンのこととタリバンとの関係などの記述があり、お勧めの一冊です。
多くの日本人にとって、ブラックボックスのような存在、それがイスラムではないだろうか。イスラム過激派によるテロ活動や、バーミヤン石仏の破壊などで「イスラムは怖い」という印象を持つ人もいる。だが、イスラムとはもともとサラーム(平和)というアラビア語から派生したことからもわかるように、平安と平等を求める宗教なのだ。グローバル化の現在、12億人の人々が暮らすイスラム 社会への理解なしに、われわれは世界を語れない。本書は、イスラムの歴史や思想、そして現代イスラムの潮流を、わかりやすく読み解く格好の入門書である。
第1章 イスラムとは何か
第2章 イスラムの宗派と、民族の融和と抗争
第3章 成長する「イスラム原理主義」とは何か
第4章 パレスチナ問題―イスラムと異教徒との最大の紛争
第5章 現代の「ジハード」をスケッチする
第6章 イスラムとの共存・共生を考える



イスラムでニュ−スを読む (イスラム紛争の火種をさぐる)
自由国民社 宮田律  B6  255頁 1,890円 ISBN:4426767016 2000年4月発行 
イスラム原理主義はなぜジハードを叫ぶのか!イスラム原理主義はどんな思想なのか、なぜ欧米を敵とするのか。今起こっているイスラム紛争の背景を、ニュースと基礎知識(宗教・生活・経済)から完全解説。
第1章 イスラム政治運動の成長(なぜいまイスラムなのか:オサマ・ビン・ラディンによるアフガン・コネクションの構築 ほか)
第2章 イスラム紛争を読む(キルギス日本人誘拐事件:チェチェン紛争 ほか)
第3章 イスラムの基礎知識(イスラムの宗教:イスラムの生活 ほか)
第4章 イスラム経済と世界(イスラム世界の石油資源:イスラム諸国の経済外交)



イスラム・パワー (21世紀を支配する世界最大勢力の謎)
宮田律著 講談社 1785円 B6 247頁  ISBN4-06-210066-5 2000年12月8日 
序 章 台頭するイスラム
第1章 イスラム・パワーの強さとは何か?
第2章 「第三の経済システム」としてのイスラム
第3章 中央アジアで巨大イスラム国家が誕生する
第4章 現代におけるイスラムの「ジハード」
第5章 嫌イスラム・反イスラムと欧米・日本
第6章 21世紀の世界を支配するイスラム

プレイブックス P-846
 緊急増補
 日本人が知らなかったイスラム教
(強者をくじくアラブその力と行動の論理)
佐々木良昭 青春出版社 新書判 212頁 872円 ISBN 441301846X 2001/10再刊



集英社新書
 聖地の想像力 (なぜ人は聖地をめざすのか)
植島啓司著 集英社 新書判 196頁 714円 ISBN:408720037X 2000年6月 
宗教や文明が盛衰する中で、聖地は古来より不動のまま、無数の人々から巡礼の対象とされてきた。
エルサレムは現在も複数の宗教の聖地であり、メッカはイスラム教成立以前から聖地として機能していた。
なぜ聖地は動かないのだろうか。
その深層には何があるのか。
サンティアゴ・デ・コンポステラ、日本の奈良、ギリシャの神殿をはじめ、関連する様々な事象を考察しつつ、聖地という空間がどのような存在なのかを明らかにする。
1 聖地の定義
2 石組み
3 この世に存在しない場所
4 ドン・ファンの教え
5 もうひとつのネットワーク
6 巡礼
7 世界軸 axis mundi
8 二つの聖地
9 夢見の場所
10 感覚の再編成




  アメリカ大統領の中東・アジア政策 (超大国を動かすもの)
今川瑛一著 亜紀書房 B6判 307頁 2625円 ISBN:4750501018 2001年1月発行 
外交手腕の試される場所。戦後のアメリカ外交にとって中東とアジアを自国の影響下に置くことは、常に重要な課題でありつづけた。 両地域の「危機」をめぐる「介入」と「関与」の歴史を追う。

第1章 熱い戦争から冷たい戦争へ―トルーマンの決断
第2章 ソ連との激しい鍔ぜり合い―アイゼンハワーの苦闘
第3章 岐路となったベトナム戦争―ケネディとジョンソンの誤算
第4章 デタントへの舵取り―ニクソンの方針転換とフォードの挫折
第5章 低下する威信―カーターの理想主義の限界
第6章 「強いアメリカ」と軍拡競争―レーガンの挑戦 第7章 脱冷戦の時代―ブッシュの試練
第8章 好調な経済と和平の演出―クリントンの強運



  世界がわかる宗教社会学入門
橋爪大三郎 筑摩書房 243頁  1,890円  ISBN:4480842586 2001年6月
「知らない」ではすまされない。宗教オンチの日本人。宗教なんて、怖い・アブない・関係ないと思っている。でも宗教は、世界中の人びとの日常生活に融けこみ、文化やものの考え方、価値観の骨格となっている。宗教がわかれば世界がわかる!3000年の叡智を凝縮した、充実の入門書。
【目次】
講義1 宗教社会学とはなにか
講義2 ユダヤ教とはなにか―契約と律法
講義3 キリスト教とはなにか―福音と愛の思想
講義4 宗教改革とはなにか―ルターとカルヴァン
講義5 イスラム教とはなにか―ウンマとイスラム法
講義6 初期仏教とはなにか―サンガの思想
講義7 大乗仏教とはなにか―菩薩・般若・極楽浄土
講義8 中国と日本の仏教―仏教の伝播と変容
講義9 儒教とはなにか―孔孟の思想・朱子学
講義10 尊皇攘夷とはなにか―山崎闇斎学派と水戸学



Multi book
 世界の宗教 全訂新版
 失われた宗教・民族の宗教世界の三大宗教がわかる。
自由国民社   398頁  2,520円  ISBN:4426620120  2001年5月
すぐれて尊く神聖なるものへの信仰は、人類の登場と共に顕れた、生きるための糧である。文明発生、民族の形成、都市国家の誕生には古代よりいつもそこに「宗教」が介在した。神や仏を信じる「精神的」な人類の所業としての営みは、いまも尚変容と模索のなかにある。本書は、「宗教に関する基礎百科」を編集の基点とし、『世界の宗教と経典・総解説』をもとに全訂新版として編集されています。 【目次】
世界宗教(仏教/キリスト教/イスラム教)/民族宗教(ユダヤ教/ヒンドゥー教/ジャイナ教 ほか)/失われた宗教世界の秘密宗教(古代エジプトの宗教/バビロニア・アッシリアの宗教/ギリシア・ローマの宗教 ほか)



  世界の「宗教と戦争」講座 
 生き方の原理が異なると、なぜ争いを生むのか
井沢元彦 徳間書店 311頁 1,680円  ISBN:4198613559  2001年5月
ユダヤ・キリスト・イスラム教、仏教・儒教・神道―世界の六代宗教のエッセンスを比較すると、世界の民族・宗教紛争の真の原因が見えてくる。日本人がもっとも苦手な国際社会における常識と非常識。目からウロコの一冊。
【目次】
1 和の世界
2 ユダヤ教の世界
3 キリスト教の世界
4 イスラム教の世界
5 仏教の世界
6 神道の世界
7 儒教の世界



    ユダヤ人はなぜ迫害されたか
デニス・プレーガー/ジョーゼフ・テルシュキン ミルトス 371頁  2,840円  ISBN:4895861392 1999年10月
ユダヤ人憎悪の本当の原因は何か?マルクス、フロイト、アインシュタインなどを生んだユダヤ人の業績と貢献は大きい。なぜ優秀なのか?なぜ迫害されるのか?なぜ生き延びるのか?本書は、古代から現代までの歴史を通 して語りつつ、多くの「なぜ」に答えている
【目次】
第1部 ユダヤ人はなぜ?その説明
 (ユダヤ人憎悪の特殊性/反ユダヤ主義(ユダヤ教への憎悪とユダヤ教の挑戦)/反ユダヤ主義の一原因(選民思想) ほか)
第2部 歴史からの証拠
 (古代の反ユダヤ主義/キリスト教の反ユダヤ主義/イスラム教の反ユダヤ主義 ほか)
第3部 何をなすべきか
 (反ユダヤ主義の処方箋はあるか



「 神の再発見」双書
 一神教の誕生 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教
オドン・ヴァレ/遠藤ゆかり 創元社  141頁 1,470円  ISBN:4422214969 2000年4月
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の成立と展開をたどり、人類の歴史に大きな影響をあたえた一神教の全貌に迫る。
【目次】
第1章 一神教の誕生
第2章 ヤハウェとイスラエル人の「歴史」
第3章 イエス・キリストの登場
第4章 世界宗教への道
第5章 最後の預言者、マホメット



  イスラム教徒とキリスト教徒の対話 (中東・北アフリカ地域に生きる人たちとの課題)
久山宗彦/ムハンマド・エッザト 北樹出版  227頁  2,415円  ISBN:4893848070  2001年4月
本書では人類教育に直接関わり、歴史的には一貫性をもった三大宗教思想が、中東・北アフリカ諸国では特にどのような意味をもっているのか、更に、特にイスラム教徒、キリスト教徒間の対話について言及する。また、これら啓典の民の「神」中心の文化と日本人の「和」中心の文化を比較し、「和」の文化の方から貢献出来る宗教的価値とはいかなるものであるか、逆に、一般 に日本人は啓典の民から特にいかなる宗教的価値を学び、また理解していかなければならないか、率直に論じる。
【目次】
1 契約の宗教としてのユダヤ教・キリスト教・イスラム教
2 求心力・遠心力として働くユダヤ教・キリスト教・イスラム教
3 暮しのなかのユダヤ教・キリスト教・イスラム教
4 持て成しの聖者、ロト―対話の模範
5 イスラム教徒とキリスト教徒の対話
6 中東・北アフリカ地域の人たちとの対話



  Newsightmook
 イスラム教の本(唯一神アッラーの最終啓示)
学習研究社 ムック  223頁 1,223円  ISBN:405601101X 1995年12月


  イスラームに何がおきているか (現代世界とイスラーム復興) 増補
小杉泰 平凡社 四六判 388頁  2,840円   ISBN4-582-48134-5  1996年1月
「アメリカ同時多発テロ事件」は何を問うているのか?!「イスラーム復興」の歴史的深層の分析を踏まえ、テロと戦争の悪循環を断つために「多元的な文明間の対話」を提起する。
「イスラム原理主義の脅威」は現実か。専門家が鋭く問う力作論集。現代イスラームの向かう地平を眺望し、異なる文明の共存の道を探る。諸組織一覧・年表・読書案内付。
1 なぜ、いまイスラームなのか
  (脅威か、共存か?「第三項」からの問い
   パクス・イスラミカから現代世界へ
   日常生活のなかのイスラーム復興―一人類学者の視点から)
2 現代史東
3 現代アジア
4 国際社会のなかのイスラーム
  (「イスラーム問題」の神話と現実:ヨーロッパの新しいラシスム
   国際紛争とイスラーム連帯―アフガニスタン、ボスニア、そしてチェチェンへ
   スンナ派中道潮流の理念と戦略―新たなる世界像をめざして)



    イスラーム・ドルーズ派 (イスラーム少数派からみた中東社会)
宇野昌樹著 第三書館 B6 301頁 3675円  ISBN:4807496085  1996年8月発行
ゴラン高原PKO派兵で注目を浴びたドルーズ派。一千年以上にわたりシリア、レバノンを中心に続いてきた同派は、その教義そのものが全く外部には秘密のまま保たれている稀有のコミュニティを形成してきた。 中東を新しい視点から見る初の概説書。
第1部 ドルーズ派の宗教と社会
  (ドルーズ派の誕生:ドルーズ派の宗教体系:ドルーズ派の宗教社会)
第2部 中東史のなかのドルーズ派
  (十字軍とドルーズ派:オスマン帝国のシャーム地方支配:東方問題とドルーズ派:ドルーズ派コミュニティと委任統治支配:ドルーズ派の現在)



  岩波新書 356
 中東共存への道 (パレスチナとイスラエル)
広河隆一著 岩波書店 新書判 253頁 632円 ISBN:4004303567 1994年10月発行 
衝撃的な「和解」から1年。 絶望と希望のせめぎ合うパレスチナの最新報告。
第1部 「和平」への道(共存の夢の破綻:占領と入植地建設:さまざまな「和平」案 ほか)
第2部 共存から共生へ(イスラエルの事情:暫定自治協定の衝撃:怒りと喜びのあいだで ほか)
 


  ちくま新書
 パレスチナ問題を解く (中東和平の構想)
森戸幸次著  筑摩書房 238頁 新書判 693円  ISBN:4480056610 1996年2月発行
イスラエルとPLOの劇的な「オスロ合意」によって、パレスチナ人による五年間の暫定自治統治システムが動き出した。 パレスチナ現代史上、これは英国の委任統治、ヨルダンによる支配、イスラエル占領に継ぐもので、パレスチナ問題は大きな歴史的分水嶺を 迎えようとしている。宗教対立とアラブ・ナショナリズムに揺れる中東世界の動向を背景に、パレスチナ和平の行方を探る。
序章 あるパレスチナ人思想家の軌跡
第1章 現代中東政治をどう読み解くか
第2章 パレスチナの土地はだれのもの
第3章 オスロ合意とは何か
第4章 パレスチナ自治
第5章 イスラエルとイスラム政治運動
第6章 中東和平の構想



  中公新書
 中東和平の行方 (続・イスラエルとパレスチナ)
立山良司著  中央公論新社 新書判 204頁 693円  ISBN:4121012607 1995年9月発行
湾岸戦争終結後に開かれたマドリード和平会議、ノルウェー秘密交渉を通 じて、パレスチナ問題、アラブ・イスラエル紛争をめぐる状況がこ の数年の間に大きく変化した。イスラエル・頁LOの暫定自治合意にもとづくガザ、エリコでの先行自治、イスラエル・ヨルダンの平和条約調印と事態は進行しているが、こうした動きは本当に中東に平和をもたらすのか。 前著『イスラエルとパレスチナ』につづいて、中東での新展開を詳細に報告する。
第1章 二つの戦後―冷戦の終焉と湾岸戦争
第2章 マドリード和平プロセス
第3章 ブレークスルー―イスラエル・頁LO合意
第4章 暫定自治の課題
第5章 パレスチナ経済の行方
第6章 イスラエルの変化
第7章 アラブ・イスラエル対立の変容
第8章 先送りされた問題
第9章 共存の枠組みをつくるために



  中公新書
 物語 中東の歴史 (オリエント5000年の光芒)
牟田口義郎  中央公論新社  新書判 294頁   882円  ISBN:4121015940 2001年6月発行 
キリストを生みムハンマドを生んだ中東は、歴史上の転換点となった数々の事件の舞台であり、まさに世界の富と知の中心だった。 ソロモン王とシバの女王の知恵くらべ。新興イスラーム勢力のペルシア帝国への挑戦と勝利。ムスリム商人による商業の隆盛と都市文化の繁栄。「蛮族」十字軍やモンゴル帝国の侵攻とその撃退。しかし、やがて地中海世界は衰退し、中東は帝国主義の蹂躙する所となる…。ドラマティックな歴史をたどろう。
序章 中東の風土―われわれの認識は確かか
第1話 乳香と没薬―古代を知るためのキーワード
第2話 女王の都パルミラ―西アジアでいちばん美しい廃墟
第3話 アラブ帝国の出現―噴出したイスラーム・パワー
第4話 「蛮族」を迎え撃つ「聖戦」―反十字軍の系譜
第5話 風雲児バイバルス―一三世紀の国際関係
第6話 イスラーム世界と西ヨーロッパ―中世から近世へ
第7話 スエズのドラマ―世界最大の海洋運河をめぐって



イスラーム世界の二千年 (文明の十字路中東全史)
バーナード・ルーイス /白須英子  草思社 561頁 4,830円 ISBN:4794210558 2001年8月発行
イスラームへの誤解や偏見を解く中東史の決定版!イスラーム史・中東研究の世界的権威が、脈動あふれる歴史を生き生きと描き、イスラームの本質を明らかにした労作。
【目次】
第1部 文明の十字路は今
第2部 先人たち(キリスト教勃興以前/イスラームの興隆まで)
第3部 イスラームの黎明期と最盛期(イスラームの起源/アッバース朝カリフ国 ほか)
第4部 イスラーム社会の断面図(中東諸国家の性格/経済 ほか)
第5部 迫りくる近代化の波(西欧からの挑戦/忍び寄る変化 ほか)

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